信頼関係づくり
子どもとの信頼関係
この記事は子どもとの信頼関係についての記事です。
クラスづくりに失敗した経験があります。日々の忙しさに追われ、子どもたちとの信頼関係をおろそかにしていました。気づいた時には時がすでに遅い。そこからの学級経営は苦しかったです。教室に行くのが本当に辛かったです。自分も含めて、子どもたちとの関係に悩んでいる人に少しでも参考になればと思います。
信頼ベースのクラス作り
私が目標にしているクラスです。信頼ベースのクラスとは何か。先生と一人ひとりの子どもとの信頼関係ができている。子どもたちがお互いに信頼できている。この信頼感があるから様々なことにチャレンジできると考えます。
個別の信頼関係を築くことで安心が生まれでクラスづくりの土壌ができる
この安心をまず早めに確立することが大切なのではないかと思います。まずは個別の信頼関係から。そこからクラスの子どもたち同士の信頼関係につなげていきます。
恩師の先生
私が小学校の先生になったのは恩師の影響です。小学校5年生のときです。きっかけは忘れましたが、漢字をていねいに書こうと一生懸命になっていました。ある日、恩師の先生に呼ばれてこう言われました。「何か良いことあったん?すごくきれいに書けているよ」この言葉がすごく嬉しかったです。この先生は認めてくれる。この先生は小さな変化に気づいてくれる。そんなことを感じていました。この経験から子どもたちを認められる・小さな変化に気づくことができる先生になりたいと思うようになりました。
自分が実践していること
- ふりかえりジャーナル
子どもと先生の交換日記のようなものです。A4のノートを裁断機で3等分にしたものを使っています。このサイズなら子どもたちも無理なく書くことができます。こちらでテーマを決めて5分間の中で書きます。例えば「最近の楽しみ」「好きなスポーツ」などです。行事について書くことも多いです。子どもたちと日々できない会話ができますし、子どもたちに話しかけるネタにもなります。毎日できるのが理想ですが、一週間に一回と決めてする方がはじめは手軽に始められると思います。詳しくはまた記事にしたいと思います。
- 関わらざるを得ないシステム
自分からのアプローチは絶対に必要です。ただ高学年になると中々こちらから関わることが難しい時があります。そこで実践しているのが宿題の提出法です。私は宿題を提出する際に教卓にチェック表を置いています。子どもたちはそこに丸をつけに来るので、「おはよう。今日もきれいに書けているね」などの声かけをするようにしています。朝に必ず一人ひとりに声をかけるようにしています。また、ふりかえりジャーナルを書いた人から握手して帰らせています。そうすることで全員に声をかけられるからです。
- メモする。保護者に伝える。おにぎり付箋
子どもたちは日々輝いてます。友達の声かけ、授業での様子など、いいなと思ったらすぐにメモをするようにします。そしてそのメモは学級通信や保護者に連絡するようにしています。
1人残らずひいきすること
ある本に書かれていた言葉です。「ひいき」とはマイナスなイメージの言葉ですが1人残らずひいきできれば誰も文句は言わない。すごい言葉だと思います。理想すぎて今の自分には到底できないと思ってしましまいますが、この姿勢が大切だと思います。
まとめ
みなさんはどんなことを考えて子どもたちと関わっていますか?またどんな方法で信頼関係を築いていますか?これからも悩みながら子どもたちと関わっていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。