研究授業のふりかえり
次につなげる研究授業のふりかえり
先週は研究授業でした。研究授業はやればやる分だけ学びになると思います。
忘れずにふりかえっていきます。
この記事は、これから体育の研究授業をする人におすすめです。
体育ソフトバレーボールの授業
良かったところ
- 子どもが楽しく運動できた 授業を楽しみにしてくれた
- 指導案のタスクを細分化することを学んだ
- 色々な人の意見を聞けた
- ソフトバレーボールの難しさを学べた
改善点
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終わりを思い描くことから始めていない。
この言葉は7つの習慣に出てくる言葉です。
ここまでに指導案を完成させておくことや打ち合わせをいつするか、いつどの時間を見せるかなどが思い描けていなかったです。
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子どもを見てるようで見ていない。
ただの監視者でした。子どもの心の中を観察すること。
「今なんでボールとばんかったやろ。」と声をどんどんかけていけばよかったです。
子どもともっと関わることべきでした。
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深められていない。
今回、最後の方は前方にキャッチゾーンをつくりました。そこではキャッチができます。授業が終わった後、キャッチゾーンを前ではなく後ろにした方がバレーの形に近づくかもと言われハッとしました。もっといろいろ考えないといけませんでした。
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ありのままを見せていない。
飾りの授業だった。学習カードも飾り。学習カードの意味・必要性をもっと考えないと。最初から終わりを見据えてやることが大事。学習を見とれていなかったです。
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対戦表の有無
一回しかやっていない。とかこういう公平性は子どもは敏感。最初から作っておくべきやった。もっと細かい対戦表が必要でした。
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子どもの声を拾えない。
研究授業の最大の反省点は子どもたちの発言を拾えなかったこと。
— けんと@小学校教諭 (@CardCaptorKent) 2020年2月7日
作戦タイムや、練習中に良い声かけがあったにもかかわらず拾えなかった。拾って広げることが教師のスキルだと学んだ。
研究授業の最大の反省。子どもから出てきている声をもっと広げてあげるべき。場を止めたりして、いい行動、動きを共有できていない。そのためには子どもからこういう動きを出させたいとか、こんな姿になってほしいとか。このビジョンを持つべき
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サーキットの意味
サーキットは上達したかどうかを可視化できない弱さがあります。
今日はサーキットのこの運動で何点とれたかなどの数値化が必要でした。
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作戦の必要性
子どもたちから思考させて作戦という言葉を出したかったです。教師が作戦カードをこっそり見せる。その作戦カードで他のチームが強くなったら作戦は放っとけない。そんな仕掛けが必要でした。
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ルールの共有
なかなか時間がとれずにルールがわからないままやっていました。ルールの共有化のために教室にもルールを掲示するなどの工夫が必要だと思いました。
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ポジションの固定
最初はセッターやレシーバーなどを固定しておくとゲームが続きやすいと思いました。
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待ってる時間が多い。運動量の確保ができていない。
必ずローテーションさせた方がよかったです。
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サーキットに戦術も取り入れられたらよかった。
ボールを持っていないときの動きを教えてあげればよかったです。
まとめ
「バレーボールって○○なスポーツやな。」
これを子どもから言えるといいよと先輩教員の方が教えてくれました。
そのスポーツの特性を子どもたちが考えて言葉にするために教師ができることは何か。
そこを深めていくともっとよい授業になった気がします。